今度は私の知っているお店の話です。

ある地域で、5件の車買取店がひしめき合っている場所があります。

そのためその場所には車を売る人がよく訪れます。
一度の何件ものお店に回れるので、効率がいいのですね。


1件、2件、と買取店へ車を持ち込み査定をしてもらいます。

買取店から提示される金額は大体似たような金額です。
しかしその中でも一番最初に行ったお店が、弱冠ではありますが一番高い金額を提示してくれました。

さぁ、次の店に行ってあまりいい金額が出なかったら、最初のお店に戻ろうかな、と考えていると、今回のお店で最初の店と同じ金額が提示されました。


「う~ん、もうちょっとで良いから、高く買い取ってくれない?」


そう交渉すると、


「お客さんにはかなわないな。それじゃ1万円だけ上乗せしますよ」


と商談は見事成立しました。


ふ~、よかった、と思ったあなた。ちょっと待ってくださいよ。

これらの買取店、すべて同じ系列の会社が経営しているのでしたらどう思います?


そうなんです。実はこれらの買取店、すべて同じグループ会社なんですね。
買取店の名前は違うのですが。

あなたがこれらの店舗を回っていることは、すべて筒抜け状態なんです。
もちろん、提示している金額は、どれも市場価格よりかなり安い金額ですよ。

しかしどのお店の同じような金額を提示されると、その価格が相場のような気がしてしましますよね。

それが作戦なのですから。

このグループが買い取った車、異常に利益率が高いとか・・・。